ほかの車種とハイエースは全く別物と考える
海外での需要が高いハイエース
日本国内でも人気の高いハイエースですが、中古車需要が高いのは、実は海外なのです。ハイエースは、100,000kmを超えても余裕で走る日本車の代表格として、世界各国で圧倒的な人気を得ています。
H100系ハイエース
1989年から2004年まで発売されていたモデルです。すでに販売終了から10年以上が経過していますので普通の車種であれば査定額ゼロということもあり得ますが、ハイエースにはその常識が通用しません。現在でも海外からの需要が多いH100系は、10年落ちの個体にも高い査定額がつくこともある超人気車種となっています。ハイエースに限っては、廃車にするなどということを考えてはいけません。
自走不可能なほどにまで大破してしまった個体は別ですが、走行距離が300,000kmを超えて、さらに修復歴があるというような個体にも高い査定額がつくこともあります。20年以上前のモデルでも、100,000円から150,000円程度の値段が付くことも珍しくありません。ただし、あくまでも需要が高いのは海外なので、輸出目的に買取をしている業者に査定を依頼することが重要になります。
国内では他にも多種多様なワンボックスタイプの車種がありますので、高額査定に繋がることは、まずありません。ディーラーに下取りに出せば、走行200,000kmで値がつかないと言われることも。ハイエースを売却する際には、世界中の発展途上国で人気があるという事実を忘れないようにしましょう。
グレードでは「ハイエースコミュータ」の人気が高く、2002年式、走行距離500,000kmオーバーの個体で400,000円近くの査定となることも。また、ハイエースはガソリン車よりもディーゼル車の方が高く売れる傾向にあります。海外では現在でも、修理が容易でパーツも豊富だという理由でH100系の人気が高いのです。
H200系の買取相場は?
買取相場は高め
H200系は、2004年以降に発売されたモデルにして現行ということになります。型落ちによるマイナス評価がないため、非常に高い査定額が期待できます。多走行であっても査定額に与える影響は少なく、10年落ちでも1,000,000円を超える査定額が付くケースはザラで、買取相場は高めといえます。カスタムパーツが豊富に揃っているのもH200系の魅力です。
街を走っているH200系を見ても、それぞれにドレスアップしている車を見かけることがあります。普通の車種の場合はノーマル車が好まれる傾向にあり、社外エアロなど純正以外のカスタムパーツが装着されていれば逆に査定額が下がることもありますが、ハイエースの場合は社外パーツでカスタムされていても評価が下がることはありません。
ただし、H200系もH100系と同様に、ディーラーでの下取りは避けるようにしましょう。トヨタのディーラーであっても、ハイエースだからといって査定額が通常より高くなるということはありません。
買取業者をしっかりと見極めよう
10年以上が経過していても値段がつくほど人気があるハイエース。買い叩かれることのないよう、しっかりと査定をしてくれる買取業者を見極める必要があります。輸出専門の業者に直接持ち込むという手もありますが、それはあまり得策ではありません。中古車販売店の中には海外の市場に車を流している買取業者もあるので、想像以上の高値を提示してくれることがあります。
まずは複数の買取業者に見積もりを出してもらうことが重要です。「ズバット車買取比較」や「ナビクル」といった一括査定ができるサイトでは、最大で10社にハイエースの査定を依頼することが可能です。業者同士を競合させて、少しでも高くハイエースを売却しましょう。貿易がメインの業者から思いもよらない高値を提示されるかもしれませんよ。
とりあえず査定依頼してみよう
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