初代E11型の買取相場は?
ノートが登場したのは2004年です。初代のE11型は、あっという間に人気車種となりましたが、現在ではかなり古いモデルとなりますので、中古車市場でもほとんど値がつかない状況になっています。人気車種であったために、中古車市場に個体が溢れているというのが、査定額を低くしている大きな要因となっています。
ただし、人気グレードの「ライダー」であれば、査定結果が高値になることもあります。「ライダー」でも多走行になれば査定額の下落は避けられませんが、装備されているオプションパーツや車両のコンディションによっては査定額の上乗せも期待できるので、諦めずにいろいろな買取業者に問い合わせてみましょう。ノートの査定額は車体の色によっても変わってきます。
人気の高い「ホワイト」や「ブラック」と、あまり人気のない「ワイン」では、買取価格に大きな差が開くことも珍しくはありません。装備の充実度も重要です。「カーナビ」「純正エアロ」「純正アルミ」の3点が装備されている個体では、査定アップが見込めます。エアロパーツがインパルやニスモなどのメーカー系であれば、さらなる上乗せを期待してもよいでしょう。
また、2008年のマイナーチェンジ以降の年式車は、高額査定を期待できます。気を付けて欲しいのは、手放すときには必ず「中古車の買取業者」を利用するということです。下取りとしてディーラーに出すと、ほとんどゼロ評価で愛車を引き取られる可能性が高くなってしまいます。
現行E12の買取相場は?
2012年にフルモデルチェンジをして、現在でも販売されているE12型。販売開始直後から販売台数が大きく伸びた大人気車種となりました。コンパクトでありながら、セダンにも匹敵する室内空間を確保、HR12DDRエンジンを搭載しているグレードには、日産エコメーターとECOモードが標準で装備されています。現行モデルなので、5年落ち程度であれば買取価格も比較的安定しています。
ただし、人気車種のため流通量も多く、過走行車や修復歴がある個体の場合、驚くほど安い査定をされることも。人気グレードはスポーツ仕様の「ニスモ」で、加速性能や足回りなどに特別なチューニングが施されています。特に買取査定額が高いグレードは「e-POWER NISMO」です。買取業者選びを間違わなければ、予想以上に高い査定も期待できます。
ニスモは、走行距離による買取価格の差があまりないという特徴があります。年式が古くなれば買取価格は下がりますが、距離はほとんど気にする必要がないので、売却前に乗り尽くすという手もありでしょう。次に査定額が高くなるのは、上級グレードの「メダリスト」です。5年落ち程度なら需要は多く、6万キロを超える走行距離でも安定した買取価格が期待できます。
2005年から販売を開始した「ライダー」は、「X」や「X FOUR」などのグレードに専用のフロントグリルやバンパーなどを装備した人気グレードです。中古車相場でも非常に人気が高く安定した価格水準を保っています。ノーマルグレードの「S」や「X」では、エンジンで発電する「e-POWER」や、スーパーチャージャーを搭載した「DIG-S」などが人気です。
特に「e-POWER」は2016年から発売された新しいグレードなので、「DIG-S」に比べても高い査定額となります。いずれのグレードも、走行距離より年式によって査定額が増減する傾向があります。せっかくの人気グレードでも買取業者によっては安く見積もられてしまうこともあり得ますので、できるだけ多くの買取業者に見積もりを出してもらってから、売却を判断するようにしましょう。中古車査定サイトの「ナビクル」なら、最大10社にノートの一括査定を依頼することができます。
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