海外でも評価が高いノア
初代のノアが登場したのは2001年です。この年式のモデルは古すぎるから廃車にするしかないと思っている方がいたら、諦めるのは早いかもしれません。トヨタのノアは日本国内のみならず、海外でも非常に高い人気がある車種なのです。古くて値段が付かないと悩む前に査定に出してみることをおすすめします。査定額は走行距離によっても異なりますが、場合によっては予想をはるかに上回る値段が付くこともあります。
ただし、ボディが綺麗に保たれている個体でなければ、高い査定額は難しくなるかもしれません。海外、特に新興国では、綺麗な見た目の車でなければ評価は低くなってしまうのです。査定に出す前には内外装をしっかりと清掃するなどのちょっとした手間で、査定額の上乗せが期待できるかもしれません。
国内外を問わず、人気のボディーカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」か「ブラック」で、他色に比べると数万円程度ですが高く売却できる可能性があります。次いで「シルバーメタリック」が人気カラーとなっています。人気色のほかにプラス査定が期待できる装備として、カーナビや純正のエアロパーツ、純正アルミホイールがあります。ここで大事なのは「純正」であるということです。
派手な社外エアロなどでカスタマイズされていても、査定額が上乗せされることはほとんどないと思っておいた方がよいでしょう。初代ノアの場合、走行距離が10万キロを超えている個体も多くなってきます。下取りに出せば査定額がゼロと言われることも少なくありませんので、少しでも高く売却したいなら、中古車買取業者に査定を依頼するのが得策です。
2代目と現行型の買取相場は?
2007年にフルモデルチェンジされた2代目は2014年まで販売されました。2014年1月にはフルモデルチェンジが行われたので、現行型は3代目となります。2代目も現行型も人気が高く、基本グレードである「X」であっても、2014年モデルの「X Vパッケージ7人乗り」なら高額での買取が、2009年のモデルでもかなりの高値を提示されることがあります。
2007年のモデルであれば、すでに10年落ちということになりますが、それでも査定額がゼロになるということはありません。走行距離が10万キロの個体でも、値段が付く可能性が高いです。ノアに対する中古車市場での需要は大きく、特に「X」グレードでは、年式が走行距離よりも重視される傾向にあります。快適装備が充実している「G」グレードになると、査定額はさらにアップします。
2014年モデルなら高額買取はほぼ確定、走行距離が10万キロを超えた2007年モデルでも想像以上の査定額を提示されることがあります。まさに、需要の高いノアならではの買取相場といえるでしょう。「G」グレードでも、年式が走行距離よりも重視されるので、10万キロを超えた個体であっても、迷わず査定を依頼してみてください。
インテリアやエクステリアへの充実装備を実現した「Si」グレードでは、さらなる高額査定が期待できます。2010年式モデルでも、驚くほどの高い査定額が提示される傾向があります。走行距離が6万から7万キロ程度であれば、まだまだ高く売却できる可能性があります。走行距離が10万キロを超えていたとしても諦める必要はありません。コンディションによっては、意外なほどの高額買取も期待できます。
査定を依頼するならミニバン専門の買取業者
同じ車体でも業者によって査定額が異なるのはどの車種でも同じですが、ノアの場合は特にミニバンを専門に扱っている買取業者を中心に売却を考えていきましょう。査定を1社だけに依頼するのではなく、複数の買取業者に依頼をすることが大切です。ネット上では、複数の買取業者に一括で査定を依頼できる「ナビクル」や「ズバット車買取比較」などの中古車買取サイトがあるので、ぜひ利用してみてください。
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