コスパ抜群パッソの買取相場はなぜ安いの?
私達の家ではずっとパッソに乗っていましたが、子供たちが大きくなったので、そろそろ他の車に乗り換えることを検討しています。新しい車を買うための資金は貯めてはいるものの、今のパッソをできるだけ高く売って次の車の購入資金の足しにしたいと思っています。
とは言うものの、車を買い取ってくれる業者の探し方から、車の買取額自体がどうやって決まるのか、どうすれば高くなるのかわからないなど、車の買取と言ってもピンと来ないのが現状です。そこで、今回は車の買取相場がどのような人たちで成り立っているか、なぜ存在するかをご説明すると同時に、パッソを高く買い取ってもらうためのポイントをご紹介したいと思います。
以前は1度車を買うと長期間保有して、走行距離80,000kmなど相当乗り続ける人がたくさんいました。 そのころは、新しい車を買うために下取りというのはありましたが、買取はごく稀でした。しかし、現在では2~4年といった短期間で車を乗り換える人も多く、まだ新しくきれいで性能も良い車が中古車として出回る世の中になりました。
状態の良い中古車が多く市場に出るようになったことから、性能の良い中古車を新車より安い価格で買いたいと考えるユーザーが増えました。需要側と供給側が上手く組み合ったことで、「車買取」というビジネスが生まれました。買取業者によって購入された車は、中古車販売業者が参加するオークションを通じてこれらの業者たちに買い取られ、購入した業者からユーザーの手に渡ります。
オークションが開催され、中古車の売り手と買い手がそろうことで、中古車の「相場」ができるようになりました。そこでは、年式や走行距離、利用年数などをもとに、ある程度一定の査定額が算出されます。また、車の買取相場をまとめたホームページなども登場するようになりました。ところで、使い勝手もコスパもよいといわれているパッソの買取相場は、どのようになっているでしょうか?
パッソの買取価格の相場は、1年落ちで新車価格の約50%、そして3年落ちでは35%ほどになるといわれています。 同じ国産車で1年落ちの車でも、買取価格の相場が新車価格の65%~80%程度であることを踏まえると、パッソの買取価格は安めであることがわかります。パッソの買取相場が、他の国産車と比べて安く設定されてしまうのには理由があります。
パッソは1年~2年おきくらいの周期でマイナーチェンジを、そして5年~6年おきにフルモデルチェンジを行います。モデルチェンジが行われると、以前のモデルの買取価格は下がってしまいます。マイナーチェンジで約100,000円、フルモデルチェンジですと更に価格は下がってしまいます。パッソ購入後、マイナーチェンジやフルモデルチェンジが何回もあると、その分だけ相場も安くなってしまいます。
それでもパッソをできるだけ高く売りたいという方へ
パッソの買取相場が低い理由についてわかったけど、それでも可能な限り高く売りたいのが人情。では、どのようなアプローチを使えば、納得できる買取額にたどり着けるでしょうか。まずは、マメに買取額に関する情報収集を行います。ガリバーや車選び.comなどの一括査定サイトからパッソの買取額情報を入手し、買取額の相場を把握しましょう。
もし、各業者が出した査定額が自分の想定より低すぎると感じたら、他の一括査定サイトを使い、納得のいく査定額を出す業者が現れるまで続けていきましょう。一括査定サイトをきっかけに、高い査定額を出している業者をいくつかピックアップし、各業者からの数字をもとに目標買取額を自分で決めてみましょう。買取額を上げる方法は、他にもあります。それは、業者に買取査定を行ってもらう前に、必ず車をきれいな状態にすることです。
というのも、パッソに限った話ではありませんが、海外でも日本車に対する信頼性は高いため、買い取られた車が海外に輸出されることがよくあります。このとき、きれいな状態の車であれば、そうでない車に比べて高く売れます。ユーザーに高く売れるということは、自然と買取価格も上がるということになります。今回は車の買取相場と、買取額を上げるポイントについてご説明致しました。 こちらの情報が皆さんのお役にたちますと幸いです。
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