車買取相場に見るヴィッツを高く売るための傾向とポイント

ヴィッツの魅力と支持される理由

コンパクトカーの新時代を開いた車

ヴィッツといえば日本を代表するコンパクトカーです。トヨタの歴史に輝く小さな名車スターレットの後継として1999年に登場しました。ヴィッツは世界戦略車として発売されたこともあって世界中で爆発的なヒットとなりました。それはもちろん国内でも同様で、マーチ、フィットとともにコンパクトカー御三家と呼ばれることもありました。

小さな車体に高い技術を詰め込んだ

ヴィッツは登場時から燃費や取り回しの良さ、環境性能、衝突安全性能など、さまざまな面で従来のコンパクトカーから大きく進化しており、小型車の世界で新しい基準を確立したといっても過言ではありません。追随するように新しいマーチやフィットも登場して、21世紀初頭のコンパクトカーの世界を彩ってきました。

中古車市場では長く支持されている

したがって中古車市場では常に一定の支持を得ています。また、ヴィッツは海外でも人気が高く、中古車が輸出市場へ流れる場合もあります。そのためほかのコンパクトカーよりも高く売れる可能性があります。

ヴィッツの買取相場における傾向とポイント

2019年はフルモデルチェンジがあるかも

ちなみにヴィッツは2019年にはTNGA(TOYOTA NEW GLOBAL ARCHITECTURE)思想に基づく新しいプラットフォームをまとった新型へとモデルチェンジするとの噂もあり、その際は中古車の値崩れが予想されます。したがってフルモデルチェンジ前は高く買い取ってもらえるチャンスがまだあるといえそうです。

RSやFあたりが高め

グレードとしてはタマ数の少ない1.5リッターエンジン搭載のRSが一番人気。スポーツモデルのためかCVTよりもMTの方が買取価格は高いようです。またFも比較的高い値が付きます。

色は白黒、シルバー、ただしそれほどかたよりはない

ボディカラー別に見るとシルバーやホワイト、ブラックは高値が付く傾向があります。とはいえ、ブルーやレッドにも若者や女性の需要があるため、それほど値が落ちるわけではありません。もともとカラーバリエーションが豊富な車なので、色によって買取価格が大きく変動することはなさそうです。

高額査定を引き出すポイント

ヴィッツに限りませんが、一般的に高額査定を引き出す条件というのがあります。代表的なのは年式が新しいこと、走行距離が少ないことですが、それ以外にもいろいろあります。大まかにまとめてみましょう。

  • 禁煙車であること
  • 修復歴がないこと
  • ボディにキズやヘコミ、アンテナ等の破損がないこと
  • 内装のキズや汚れが少ないこと
  • 定期点検整備記録簿があること
  • 取扱説明書があること

などです。

オプションも査定のポイント

ヴィッツのオプションである純正アルミホイール、スマートキー、トヨタセーフティセンスなどを装備・装着していると査定価格が上がります。また、比較的新しいアイドリングストップ搭載車も燃費の面から人気があるので高額査定が期待できるでしょう。

1月~3月がもっとも売り時

ヴィッツの魅力のひとつは優れたパッケージングによる使い勝手の良さにあります。そのため免許取り立ての若者が軽ではなく中古のヴィッツを購入するケースが多く見られます。一方で、扱いやすさと経済性から社用車として使われることもあります。そこで新生活が始まる4月に合わせて通勤や通学用に手頃な中古車を買おうとするとき、コンパクトカー、特にヴィッツは有力な選択肢になり得ます。

また、企業でも新年度の始まりに合わせて社用車を購入することがよくあります。このときもヴィッツが選ばれるケースがあります。つまり新生活や新年度に連動して中古車市場でヴィッツの動きが活発になります。そのため1月下旬から3月半ばにかけては中古ヴィッツの買取価格が上昇局面となるので、売るタイミングとしては最適でしょう。

ディーラーの下取りと買取ではどちらがよい?

車を売るときは新車購入を前提にディーラーへ下取りに出す場合と、買取業者に買い取ってもらう場合があります。査定額は個体によって違うのは当然ですが、一般的には下取りよりも買取の方が高い値が付くとされています。したがって新車に買い換える場合はディーラーと買取業者の比較を、中古車に買い換える場合や次の購入予定がない場合は複数の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。

買取業者に依頼する場合は一社一社頼んでいると手間も大変なので、ネットの一括査定サイトを利用するのがおすすめです。車の情報を入力するのに数分かかりますが、それさえやれば複数の買取業者さんから見積もりが出るので大変便利です。もちろん無料です。

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